2021年12月23日

太陽光発電を取り付ける5つのメリットは?設置するタイミングも詳しく解説

照明・空調・調理など、多くの方は毎日の生活のなかで電気を使用しています。電気をお得に利用したいなら、太陽光発電の設置がおすすめです。

 

一方で太陽光発電にはどのようなメリットがあるのかを、知りたいという方も多いでしょう。そこで今回の記事では、太陽光発電の魅力や設置のタイミングについてご紹介します。太陽光発電に興味のある方は、ぜひとも参考にしてみてください。

太陽光発電のしくみ

太陽光発電とは太陽電池を利用した、発電方式のことです。太陽電池には半導体を取りつけており、太陽の光を半導体に充てると光のエネルギーが動き出します。この際に2箇所の電極を銅線でつなぐと、電流が流れるのです。

 

太陽光発電ではソーラーパネルが使われています。ソーラーパネルとは太陽電池をつなげたパネルのことです。住宅にソーラーパネルを取りつける場合、一般的には太陽の光を当たりやすい屋根に設置します。

太陽光発電を設置するメリット

太陽光発電には大きくわけて、5つのメリットがあります。ここではそれぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。

 

電気代を節約できる

ひとつ目のメリットは、電気代の節約です。太陽光発電を利用すれば、自宅で発電が可能になります。そのため毎月の電気代をまかなえます。一般社団法人太陽光発電協会の試算によると、太陽光発電を設置すれば設置容量が1kWあたりで、年間1,000kWhの発電が可能です。たとえば3kWの発電設備を取りつければ、年間で3,000kWhの発電を期待できます。

 

太陽光発電には電気をためておくシステムはありません。しかし蓄電池を取りつければ、電気をためておけます。必要なときにためた電気を使用できるのでお得です。

 

故障のリスクが低い

ふたつ目のメリットは故障のリスクの低さです。これは一般的な発電方法とは異なります。太陽光発電ではパネルの表面に設置した半導体に、日光を当てることで電気を作り出しています。物質の化学変化による発電で、エンジンやタービンなどは使用していません。

 

ソーラーパネルの出力は時間の経過とともに落ちていきます。しかし発電自体は半永久的です。故障のリスクが低いので、安心して利用できるでしょう。

 

環境保護に貢献できる

3つ目のメリットは、環境保護に貢献できることです。一般的な発電方法として、石油や石炭などの化石燃料を使用した火力発電があります。またウランやプルトニウムなどの、核燃料を使用した原子力発電があります。しかし火力発電では、大量の二酸化炭素を排出するというリスクがあるものです。原子力発電では、放射性物質の放出というリスクがあるのです。

 

太陽光発電は太陽のエネルギーを活用した発電システムのため、大気汚染の心配がありません。太陽光発電を上手に活用すれば、地球環境の保護に貢献できるのです。

 

災害時でも安心

4つ目のメリットは、災害時でも安心なことです。地震や台風などの自然災害が発生した場合、一時的に電気の供給がストップするケースもあります。2011年に発生した東日本大震災の場合は、長期における電気の供給の制限がありました。

 

太陽光発電は太陽の光で電気を作り出すため、電気の供給がストップしている場合でも使えます。蓄電池と併用すれば電気を蓄えておけるので、災害時でも安心してすごせるでしょう。太陽光発電は、もしものときに備えて電気を確保したい方におすすめです。

 

売電が可能

5つ目のメリットは、余剰電気を売電できることです。住宅用として取りつける太陽光発電の場合、はじめに家庭用として使用した後に、余った電気の売電が可能です。

 

電気の買取制度は経済産業省で定められており、一定期間の売電が約束されています。また買取期間が終了しても、電力会社と契約を交わせば売電を続けられるのです。

太陽光発電を設置するタイミング

太陽光発電は好きなタイミングで設置できます。ここでは、新築時とリフォーム時に設置する場合のそれぞれのメリットについて紹介します。

 

新築時に設置する

新築時に太陽光発電を設置するメリットは、効率的な電気の発電が可能なことです。また初期費用を抑えられることもあげられます。

 

太陽光パネルの形状に合わせた屋根の設計が可能なため、効率よく電気を作り出せるでしょう。限られた土地に家を建てる場合でも、効率よくソーラーパネルを取りつけられます。

 

また新築時なら効率よく部品の取りつけができるため、初期費用がかかりません。設置費用をできるだけ抑えたい方は、新築時での取りつけがおすすめです。

 

リフォーム時に設置する

リフォーム時に太陽光発電を設置するメリットは、税金を抑えられることです。新築時に屋根一体型の太陽光発電を取りつけると、住宅との一部として扱われます。つまり固定資産税がかかるのです。

 

一方でリフォーム時に太陽光発電を取りつける場合には、屋根とは別のものとして扱われるので固定資産税がかかりません。ただしリフォーム時での設置の場合には、設置費用が高くなる場合もあるので注意しましょう。

 

まとめ

太陽光発電は太陽電池を利用した、発電方式のことです。ソーラーパネルを自宅に取りつければ、電気の生産ができます。太陽光発電には毎月の電気代を抑えられる、環境保護に貢献できるなどのメリットもあります。興味のある方は、まず施工会社に尋ねてみるのがよいでしょう。

 

太陽光発電を設置する場合には、信頼のおける業者に依頼するのがおすすめです。「株式会社 正建工業」は、さまざまな新築の建築やリフォームを手掛けております。太陽光発電に関する知識や技術も有しているのです。

 

さらに国連総会が定めた「SDGs」の目標にも、積極的に取り組んでおります。地球や地域の環境に配慮した、建築やリフォームが可能です。兵庫県内で太陽光発電の設置をお考えの方は、ぜひとも「株式会社 正建工業」にお問い合わせください。